リノベーションのメリットとは
リフォームとは古くなった内装や設備を新しいものに交換することを示しますが、
リノベーションとはそのリフォームにつけ加えて「性能を向上させる」「価値を高める」という
ニュアンスが付加されます。
通常のリフォームの場合オーナー様が後からお困りになるケースをよくお聞きします。
例えば水周り等の設備の入れ替えと内装の一新を施工業者から勧められて、そのまま工事を
進めてしまうパターンです。
工事の費用の中でも設備関係の工事をすると費用も一気に膨らみます。
そのためオーナー様としては工事後のお家賃を上げざるを得なくなりますが、
その時点で次の2点が生じます。
@リフォームはしても新築にはならない
A相場の家賃を無視することはできない
まず@の場合、多くのケースで(内装が新しくなること)=(新築)と誤解されるオーナー様がいらっしゃいますが、
そうではありません。
新築の場合外観はもちろん、最新の設備(防犯設備やインターネット環境)や現代のライフスタイルに適合した間取り等々を有します。
またAでは工事費用にあわせた家賃の設定になってしまいます。
実際に費用対効果を考えていないリフォーム工事ではこのような問題が多く生じています。それによって結局、新築や近隣のライバル物件に負けてしまい、空室がさらに長期化してしまい、工事代金も無駄になってしまいます。
弊社で施工するリノベーションでは各オーナー様の要望と入居されるお客様のニーズを引き合わせることが第一のコンセプトと考えます。
壁紙をただ新しく張り替えるのもメーカーの一般クロス(特徴は傷がつきにくく汚れが目立ちにくい)を使用しデザイン性を高いものにする。工事費用は同じでも色を選ぶのは無料であるという考え方です。
又、タッチアップ(部分補修)が可能な輸入の塗料を使い、原状回復費用を抑えるという工夫もあります。
ほかにも柄や種類が豊富な床材を使用します(ここにも原状回復費用を抑える工夫があります)。
設備品の交換は最低限度に抑えることで費用を大幅に抑えることが可能です。例えばキッチンの台など使用はできるものは、扉を交換するだけで見違えるような雰囲気にすることができます。
高いデザイン性のお部屋を作ると同時に費用を抑え、新築物件には無い雰囲気の物件を作り出すことができます。
それゆえ家賃設定も無理する必要が無くなり、つまりお客様には本当に良い物件をリーズナブルにお借りいただくことが可能になります。
オーナー様にとっては工事費用の浪費ではなく、価値のある投資をすることが実現します。